先日7月16日(木)に東京・有明の東京ビッグサイトにて開催されていた「MF-Tokyo2015 プレス・板金・フォーミング展」(7/15~18)へ行ってきました。こちらは2年に1度開かれる、最先端のプレス・板金・フォーミングの機械が並ぶ鍛圧朔性加工技術の総合展示会です。今回が4回目の開催で出展社数は223社1304小間となり、過去最高規模で非常に活気のある展示会となっていました。
また、出展者には海外勢多く、前回12カ国・地域から55社・191小間だったのが、17カ国・地域から66社・251小間の規模になっており、アジアを中心とした海外勢いを感じることができました。
展示会で今回最も注目を集めていたのは、環境性に優れたサーボプレス機やレーザー加工機などの最新技術でした。
多数のメーカー企業様が出展されている中でも、今回多かったのは、超高張力鋼板(ウルトラハイテン)などの難加工材料の自由な成形に対応するサーボプレス機、省エネ性能に優れたファイバーレーザー加工機でした。これらが多くなっているのは、排ガス規制にともなった自動車の軽量化、加工機の消費電力を抑え消耗品を少なくし環境への負担を軽減するといった背景があるようです。
やはり、環境に配慮した加工機を作らなければならない時代になってきていることがよくわかります。
また、ユーザーが使用する材料の変化にともない、今後は機械メーカーだけの変化ではなく、周辺機器メーカーとも協力して新しい加工機を作り上げるようなシステムが重要となってくるとのことでした。